3日坊主の日記帳〜地獄の社畜編〜

日々の雑感。140字では伝えきれないことを書こうかと。※ブログ名改題しました。

ここにきて分かった大切なこと

マッキーペンです。

 

発作的に書きたくなりました。

備忘録として残します。

 

まず、現在の状況。

毎年恒例の年度末。

仕事は輻輳。ここにきて色々破綻しており、多方面からお叱りを受ける日々。

 

いつもなら心が折れている。

毎年、調子が悪くなるのは年度末。

病んで仕事を休んだのも、ここ数年は年度末が圧倒的に多い。

 

それでも踏ん張れている。

なぜなのか考えてみた。

 

一つは、立場が変わったこと。

後輩も増え、役職も、ほぼ実権はないが、一つ上がり責任が増えた。

無様な姿は晒せない、というのはあると思う。

 

もう一つは、「仕事はこんなもんだ」という達観ができるようになったこと。

何度も繰り返していればこういうもんだと思えるし、何が辛い、何がしんどいのかも分かってくる。

 

そして今回、一番大きな理由と思ったのは、

「認めること」。これができるようになった。

いや、できていなかったから振り回されていた。

 

昨日、直属の上司に久しぶりに怒鳴られた。

それで改めて思ったのだが、やはり怒られるのは辛い。

自分的には慣れたつもりで平気だとその時は思ったけど、

後々ボディブローをくらったようにじわじわときいてくる。

 

これまでだったらここでダメになっていた。

 

なんで怒られるのか、自分は悪くない、自分はダメなやつだ、仕事に向いていない、辞めたい、云々。

 

こういう思考に支配され、仕事のパフォーマンスが落ち、

机の上に書類と疲れが溜まっていく、という具合だ。

 

そして、病む。

 

今までがまさにこういうパターンだった。

 

しかし、昨日はどうだったか。

このようなネガティブワードは相変わらず頭の中を回っていた。

 

しかし、それを無視して

「そうはいうてもアレもあるしコレもあるし」と

別ルートで思考が動いていた。

 

驚いた。

動揺している一方で、淡々と頭を働かせ手を動かしている自分がいた。

混雑している一般道を横目に、高速道路を駆け抜けているような感覚に近い。

 

なぜこういうことができるようになったのか。

それはたぶん、座禅やストレッチ、太極拳、ブルベ(サイクリング)など、

自分をコントロールするのが課題になるものをやってきた成果なのかもしれない。

 

座禅で自分の感情をモニタリングし認めることを覚え、

ストレッチで己の身体の凝り・張りを知りほぐすことで緩和することを知り、

太極拳でも身体を鍛え無駄な力を抜くことを学び、

ブルベで過酷な状況においても進み続けることを経験し、

 

といった具合に、ここ数年の取り組みの成果なのかな、と思う。

 

あれこれ試してみたけど、自分に対するネガティブな感情は結局消せない。

昔「劇場版機動戦艦ナデシコ」というアニメの最後の方で、

敵役が主人公に「どんなに鎧を纏っても心の弱さは消えないのだ!」的な台詞を吐いていたがまさにその通りだと思う。

 

大切なのは、消すのではなく「そういう状態にある」というのを認めること。

認めることで「まぁそれはとりあえず置いといて、」

と距離を取ることができる。

そうすれば、他の事に集中できるようになる。

 

だいたい、ネガティブワードは「今そこにある危機」を救ってくれない。

 

逆にネガティブワードにハマることで、

目が曇りやるべきことを見失い、ただ時間が過ぎ、疲れが溜まる。

 

それに気づいたから、考えを変えるようになった。

 

ネガティブワードがグルグル回ってもいい。

しかしそういう時は、身体のどこかが強張っている。

それをほぐしてあげる。

少し歩いてもいいし、水を飲んでもいい。

軽く身体を動かして、間合いをとる。

そして、現状何をやらなければならないのか、を整理する。

 

これで昨日はうまくいった。

仕事に復帰してからもしばらくグルグルは続いていたが、

単純なチェック作業を続けているうちにいつのまにか鎮静化していた。

 

心が乱れている時は、何も考えなくていい単純作業をやるといい、というのも昨日の収穫だった。

 

いつもなら心が折れて早めに帰ってしまっていたが、最後まで集中力を保って退社することができた。

自分を自分で褒めてあげたい。

 

何度も繰り返すが、ネガティブな感情はあってもいい。

それを無視したり、封じ込めようとしたり、目を逸らそうとすると、あいつらはいつまでも追ってくる。

 

だからそれを認める。

あるということを受け入れる。

瞳を逸らさない。

 

それが大切なんだと思う。

 

まー、どうしても受け入れられない、見つめられなくなる時もあるだろうけど、

その時はもう休むなり仕事を辞めるなりすればいいのだ。

 

逃げる時は勇気を持って決断を。

 

そう考えると、楽になった。

判断基準もシンプルで、いい。

 

気づいていたらこんな思考回路を持つようになった、というメモでした。

 

仕事はまだまだカオスだし、なんとかするためにこんな時間から通勤電車に乗っているわけですが、

今年度はまだまだ、やれそうです。