3日坊主の日記帳〜地獄の社畜編〜

日々の雑感。140字では伝えきれないことを書こうかと。※ブログ名改題しました。

うつな人が出社前に越えねばならない3つのハードルとその越え方

こんばんは。マッキーペンです。

本日、慣らし出社を始めました。
初日としては上々、思ったいたよりすんなり職場に行けました。
午前中だけで今日はおしまい、家に帰って来て軽く爆睡してしまいましたが…。
この辺は慣れてくれば大丈夫になってくると思います。

それにしても久し振りに出社して改めて思ったのは、出社するまでのハードルの高さです。
人によって様々だと思いますが、おいらにとっては出社するまでに3つのハードルがあります。
おいらなりにハードルの乗り越え方を試行錯誤してきました。
今日はその乗り越え方について、備忘録代わりに書いてみようと思います。

ハードルその1.布団

おいらにとっては目が覚めた直後から闘いが始まります。
健康な人でも「布団から出たくない」と思う人は多いですが、
症状が重い時は「体が動かない…」状態になり非常に厄介です。
克服の仕方は、以下の3つ。

 

1)布団の中で背伸び
腕を上げたり、足をぐーっと伸ばします。
頭がクリアになり体が軽く感じられますが、おいらにとっては効果はイマイチです。

2)二度寝
今のところ一番有効な方法。
目が覚めてもすぐおきられないので、二度寝します。
そんなのしたら遅刻しちゃう!と思われるかもしれませんが、
わざと二度寝できる時間の余裕を持たせています。
目覚まし時計の時刻は、本来起きなければならない時刻の1時間前にセットしています。

二度寝すると若干憂鬱度が下がり、起き上がりやすくなります。

3)カウントダウン法
二度寝でダメだった時の最終手段です。
スマホのタイマー機能を活用します。
タイマーを、10秒とか30秒とか、短めの時間に設定します。
そして、時間が減っていくのを見ながらカウントしていき、0になったら勢いをつけて起きます。
「そんなのでうまくいく?」と思われるかもしれません。
うまくいくときもあるし、ダメなときもあります。

この3つの方法を組み合わせれば、99%は問題なくいけます。
残りの1%の時は本当に調子が悪い時なので、素直に休みを入れるしかありません。

ハードルその2.電車内

第1のハードル、布団だけでも大変ですが、第2のハードルである電車も油断できません。
おいらの場合、腹痛で途中下車、気持ち悪くなって途中下車、職場の最寄駅で電車から降りれなくなるの3パターンがあります。
対策は、

1)時間に余裕を持って出社する
元々、二度寝用に時間の余裕はだいぶみています。
もし途中でお腹を壊したり気持ち悪くなったとしても、途中の駅で降りて休憩ないしトイレに駆けこめる余裕を作っておくことが大切です。

2)電車内でやることを作る
おいらの場合、スマホゲームのログインボーナス消化、読書、SNSのチェックを電車内で必ずやることにしています。
もし眠ければ、素直に乗換駅や職場の最寄駅まで仮眠をとるようにしています。
とにかく、電車の中で仕事のことをあれこれ考えないようにするのが重要です。
一度考えてしまうと何かの拍子で症状が悪化します。

また、おいらの場合うまくやれば地元の駅から職場の駅まで座って行けます。
通勤電車がストレス、という方は、電車に乗る駅や時間帯を工夫して、なるべく座っていけるようにすると楽になれるかもしれません。

3)職場最寄駅の前後の駅で降りてしまう
おいらにとって一番厄介なのは「電車から降りられない」症状。
時間に余裕があるときしか使えない技ですが、職場の最寄駅で降りられないなら、
その前後の駅でわざと降りる方法をとることがあります。

毎日同じ道を歩いてくると経験的に憂鬱感が増すので、
あえて違う道を通って気分転換を図る方法です。

しかし当然のことながら、駅から職場までの移動時間は増えるので、
遅刻ギリギリだとこの技は使えません。

ハードルその3.駅から職場まで

意外とつまづくことがあるのがこの駅から職場まで。
ここでブレーキがかかることはあまりないのですが、油断しているとたまに出てきて困ってしまいます。
対応方法は、

1)勢いで行ってみる
電車を降りたら最短で改札を目指して職場に行くことしか考えません。
もしくは、仕事以外の考え事に集中しながら職場まで行きます。

仕事がキツい時に、仕事のことを考えながら職場に向かっても、向かいたくなくなる率が高いです。
こういう時は、出勤中はあまり考えないことにして、出社してから本格的にあれこれ考えるようにしています。
(なお、調子がいい時は仕事のことを考えながら出社することもあります)

2)通勤ルートを変えてみる
これはハードルその2の電車から降りられない時にも使えるテクニックです。
勢いで行けなくなった時に有効な手段です。

例えば、改札が複数ある駅なら、いつもと違う改札から出てみる。
これだけでも気分的にだいぶ変わります。

なので、会社に行くルートが複数あるのであれば、どんなルートがあるのか余裕がある時に調べておくと良いです。

普段通らないルートだと
「こんなところにこんなお店が…」とか
「こんなところに花が咲いてる…」とか
小さな発見がたくさんありいい気分転換になりますし、気も紛れます。

3)職場に行く前にコーヒーブレイク
なぜだかわかりませんが駅から出てすぐに会社に向かうのに抵抗を感じる時があるので、
おいらは習慣的に職場最寄駅の近くでなるべくコーヒーブレイクを兼ねて朝ごはんをとるようにしています。

行く前にカフェによると、気分的にワンテンポ置くことができてなんとなく楽になります。
時間が取れない時は諦めるしかありませんが…。

まとめ

ここまで出社するために3つのハードルを越える方法を書いてきましたが、
基本的にはその場しのぎの気分転換方法です。
一番良いのは、会社に行けなくなる状態にさせないこと。

そのために、普段はこういうことを実践しています。

1)退社前に翌日の「仕込み」をしておく
退社前に翌日に備えて今日の振り返りや明日やることをまとめておくと、
朝悩むことが減るためハードルが越えやすくなります。

とはいうものの、仕事が忙しすぎてそこまでできない日もあります。
せめて、明日やることを付箋で簡単にメモって机に貼り付けておくだけでも効果はあります。

また、不安なことがあれば退社前に上司に相談して解消してから帰るのも大事です。
ちょっとしたことですが、仕込みをしておくことでだいぶ翌朝が楽になります。

翌日のことを考えるだけで憂鬱になるので…とあえて考えない方法もあると思いますが、
おいらとしてはそのレベルまでくるとだいぶ調子が悪い気がします。
そうなったらおいらなら素直に仕事を休んで病院を受診します。

2)休息を十分にとる
なるべく6時間は睡眠時間を確保できるようにしています。
家に帰ってだらだらとゲームをやったりSNSをやりたくなりますが、
うつを経験してからは〜時までにするという制限を設けて、時間になったら風呂に入ってさっさと寝る習慣がつきました。

心の調子は、身体の疲れや寝不足に引きづられることが多い気がしますので、
その辺の管理も大事です。

3)腸内環境を整え、暴飲暴食を控える
これは腹痛や吐き気対策の部分です。
仕事が遅くなるとどうしてもラーメンなど脂っこいものを、しかもストレスによるどか食いでたくさん食べてしまいがちです。

しかし、そういう暴飲暴食は、翌日身体へダメージとして残ります。
だいたいは精神的な理由による症状だと思いますが、
身体的になるべく健康にしておいた方が症状は緩和できると思います。

仕事で夜遅くなった時は、うどんなど消化にいいものを食べるように心がけています。
自炊している人であれば、野菜スープや野菜の入った味噌汁を作り置きしておくといいと思います。

また飲酒も気をつけたいところ。
飲み過ぎには注意し、二日酔いにならないよう自分と相性のいいお酒を中心に飲む、
チェイサーを頼む、など翌日に影響がないようにすることが大切です。

以上、出社の際にありがちなハードルについて書いてきましたが、
うまくいかない部分もありまだ試行錯誤状態です。

確実に言えるのは、出社できなくなるには理由があり、その対策方法もあるということ。
自分の心が、精神が弱い、と自分を責めるのではなく、
そういう弱さを抱えた現状の中で打てる手はなんなのか。
具体的な対応策を考えて行く方が、いい方向に進むのではないかと思います。